4Y-1
XBeeを用いた確率モデルに基づく位置推定手法
○木村峻介,浜中雅俊,Seunghee Lee(筑波大)
我々は、保育園児に装着したウェアラブルデバイスから生体情報と
位置情報を取得し潜在的な危険状態を検出するシステムを構築してきた。
構築したシステムでは、ウェアラブルデバイスが発した電波が、
施設内に設置された基地局に到達したか否かの履歴に基づいて位置の推定を行ってきた。
しかし、保育園と違いショッピングモールのような常に不特定多数の人が
動き回る大型施設では、履歴に基づいた位置推定では精度が落ちる
という問題があった。本稿では過去の位置情報の履歴と確率モデル
を用いて位置推定の精度の工場を図る手法と、ショッピングモール
における実験の結果について述べる。

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