4V-9
歩行者ログを用いた移動所要時間の推定手法の提案
○夏堀友樹,伊藤嘉博,白石 陽(はこだて未来大)
既存のナビゲーションシステムで得られる情報の1つとして,現在位置から目的地 までのおおよその移動所要時間の情報がある.
しかし,勾配度を含む環境的要因や身体的特徴など歩行者の歩行速度が変化する要因を考慮していないため,実移動時間との差が生じてしまう.
そこで本研究では,歩行者個人の移動履歴のデータを基に外環境的要因を考慮して目的地までのより正確な移動所要時間を推定することを目的とする.
歩行者の持つGPS,加速度などのセンサデバイスから取得したデータを基に,歩行者の歩行速度の取得や歩行時の外環境状態を検知し歩行者ログデータとして蓄積する.その蓄積したデータを基により実移動時間に近い移動所要時間の推定を行う.

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