4V-5
携帯電話の連続的な格納場所判定のための格納動作時および歩行中の判定処理併用手法
○河内智志,藤波香織(農工大)
現在,身近なセンサデバイスを利用した身体上センシングに関する研究が増加している.
しかし,身近であるために装着場所が安定しないことが課題となっている.
すでにセンサデバイスの装着位置認識に関する研究も存在するが,
多くは歩行時の運動を用いるため利用状況が限定的である.
本研究ではセンサデバイスとしてのスマートフォンに焦点を当て,
非歩行時を含めた連続的な格納場所判定を目的とする.
判定には歩行時の加速度運動に併せて,
端末の移動時に現れる加速度も利用する.
2手法の併用により,携帯電話の利用による端末の移動によって判定を途切れさせることのない,
連続的な格納場所を可能とした.

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