4V-3
歩行者の過去の行動パターンに基づく移動経路推定の提案
○西田直人,島田秀樹,佐藤健哉(同志社大)
GPS機能搭載のフィーチャーフォンやスマートフォンの普及に伴い,
歩行者の現在位置情報を基に目的地まで案内したり周辺の様々な情報
を伝えたりするサービスが提供されている.
現状,それらサービスを受けるために必要なものは現在位置であるが,
現在位置を基に目的地および目的地までの経路を推定し,
その近辺の情報を提供することが,より実用的なサービスに
つながると考えられている.
そのため本論文では,GPSによって取得された歩行者の位置情報と
時間情報を移動経路履歴として蓄積し,
将来的にその履歴上において,始点となる同一の位置情報を取得した場合,
蓄積した移動経路履歴を基に移動経路を推定する提案を行う.

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