4U-4
Kinectを用いたピッキング作業モニタリングシステム
○高橋健太,佐藤永欣,高山 毅,村田嘉利(岩手県大)
工業製品の品質確保には組立工程が極めて重要である.組立に使う部品の仕分け作業をピッキング作業と呼び, ピッキング作業でミスが発生すると後に修正や廃棄が必要である.組立時にミスに気付いても,その時点でラインの停止や修正が必要である.
本研究はKinectセンサを利用して作業ミスを検出し,その場で修正することで製品の品質を保証することを目的とする.本研究では, Kinectの視野範囲における作業者の立ち位置と距離情報を用いて作業者の体の動きをトレースする.その際,作業者の体の一部が,部品棚の正しい部品が置かれた場所に出入りしたかどうかでピッキング作業が正しく行われたかを判定する.
本論文ではシステムの概要と評価を述べる.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について