4T-1
複数人会話におけるロボットによる視聴覚情報に基づくアクティブユーザの推定
○中島大一,駒谷和範,佐藤理史(名大)
複数人会話において,システムがアクティブに会話に参加しているユーザの位置やその人数を推定できることは重要である.ロボットに搭載されたセンサ情報のみを用いてそのような推定を行う手法は確立されていない.
本研究では,2体のロボットに搭載されたカメラとマイクから得られる情報を確率分布として保持することでアクティブユーザの推定を行う.
まず,2体のロボットから得られる音源定位結果と顔検出結果を角度方向の確率密度関数で表現し統合する.統合結果を保持し,入力が得られる度にそれを更新していくことで,アクティブユーザの位置を確率分布として得る.
我々は会話中にその確率分布に基づきアクティブユーザ数を推定するシステムを構築した.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について