4S-4
マルチエージェントシミュレーションにおける動的経路探索の高速化手法の検討
○佐野義仁,福田直樹(静岡大)
交通分野において,交通状況の分析や新しいシステムを導入した際
の影響を調べるために,エージェントシミュレーションが利用されている.
そのようなエージェントシミュレーションにおいて,スケールの大きさが重要な要素となる.
交通シミュレーションにおいて動的な環境変化を取り入れた場合,
シミュレーションの間にエージェントがリアルタイムに経路の再プランニングを行うので,
処理が膨大となり大規模化が容易ではない.
本研究では,エージェントのプランニング処理をGPGPUなどの技術を利用して
並列化などの処理が行えるようにし,プランニング処理の高速化を図ることによって,
動的な環境変化に対応した交通シミュレーションのスケーラビリティの向上を目指す.

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