4S-1
分散資源配分問題における動的変化に対応可能な近似解法
○長谷川和平,能登正人(神奈川大)
近年,分散資源配分問題が注目され,理論的に優れていることから,組合わせオークションを用いた解法が数多く提案されている.
しかしながら,これらの手法は計算量の多さから,動的な変化に対応することに時間がかかるという問題があるので,近似解を得るための高速な計算手法が求められている.
本研究では,近似的解法に契約ネットプロトコルを組み込むことで計算を高速化し,動的な環境においても常に近似的な解を求めることができるアルゴリズムを提案する.
提案アルゴリズムを用いることにより,時間とともに資源を生産及び消費し評価が変化するネットワークでの最適な資源配分を行うことが可能となる.

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