4R-3
ギター演奏からの押弦パターン・発音時刻・フォーム変化時間制約を用いたタブ譜自動生成システム
○矢澤一樹,阪上大地,柳楽浩平,糸山克寿,奥乃 博(京大)
本研究の目的は,ギター演奏初心者の演奏支援や個人作曲楽曲の二次利用のために,音響信号からのタブ譜自動生成を行うことである.
従来の多重基本周波数推定法を用いてタブ譜の自動生成を行う場合,主に次の3つの問題があった.
1. ギターで演奏不可能な音高の組合わせが推定される,2. オンセット時刻以外でフォームが変化する,3. フォーム変化が短時間で頻繁に起こりすぎる.
そこで我々は,既存の多重基本周波数推定手法LHAに新たに 1.押弦パターン 2.発音時刻 3.フォーム変化に要する時間 に関する制約を加えることで,ギター演奏に適したタブ譜を自動生成することに成功した.

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