4Q-4
可搬コーパスを用いた対話シミュレーション支援
○関野嵩浩,井上雅史(山形大)
対話システム開発において,Wizard of Oz(WOZ)法
による対話事例収集が広く行われている.WOZ法とは,
システムに扮した人(ウィザード)がシステムの代わり
に発話を行う対話シミュレーション手法であるが,事例
収集にコストがかかる.特にWoZの発話選択の負担の大
きさが問題となっている.本研究では目標対話タスク以外
の対話タスクにおける対話事例を流用し(可搬コーパス)
ウィザードに対して発話候補を提示する手法を提案する.
対話シミュレーションにおいて異なるタスクの言語資源を
用いた発話候補提案の有無で,ウィザードの負担に違いが
あるかを検証した.

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