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将来のデジタル放送サービスにおける視聴中のコンテンツ取得が容易なユーザインタフェースCOOOCの提案
○宮脇茄那,黄 宏軒,川越恭二(立命館大)
現在、デジタル放送サービスでは数多くの番組が放送され視聴されている。同時に、デジタルコンテンツとしてデータ放送が提供されている。しかし、放送サービスとデータ放送を同時に利用することは可能であるが、利用者にとって視聴しながら同時にデータ放送コンテンツにアクセスすることは容易ではない。将来のデジタル放送サービスでは、データ放送コンテンツが番組に融合されたサービスが提供されると予想できる。このとき、番組に埋め込まれたデータ放送コンテンツに利用者が容易にアクセスできるユーザインタフェースは明らかではない。
本研究では、このような将来のデジタル放送サービスにおけるユーザインタフェースとして、COOOC(Contents Overlay by One Object Click)を提案する。COOOCでは、放送されている映像内のオブジェクトを必要なときにクリックするだけでそれに関係したコンテンツがその映像画面内の適切な領域に適切な手段でオーバーレイ表示するユーザインタフェースである。

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