4M-5
メソッドとフィールドの関係を用いたアンチパターン特定手法
○渡辺大貴(芝浦工大)
ソフトウェア開発では,仕様変更が重なることにより,コードの複雑度が増大し,変更箇所の特定が困難になることが多い.アンチパターンはこうしたソフトウェアの保守性を阻害する開発プロセスやソフトウェアの構造的問題を示している.
本研究ではオブジェクト指向プログラミング言語を対象とし,アンチパターンを特定することを目的とする.保守性の要となる,クラスを構成する要素であるメソッドとフィールドの関係に着目してアンチパターンを特定する手法を提案する.学生のプログラムやオープンソースのプログラムに適用し,その有効性を議論する.

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