4M-3
マルチプロセス環境を利用したベクトル時間による作業プロセスの順序関係の分析
○石田諭史,宮崎貴成,坂下善彦(湘南工科大)
 生産・建設現場では期日通りにプロジェクトが完了するように
スケジューリングを行い,その結果をPERT図などに表記する.
ところがスケジューリング通りに遂行せず,作業工程の短縮を
せざるを得ない状況に陥る場合があり,この場合に作業工程を
短縮する方法の1つにクリティカルパス上のタスクを細分化し
直列工程の作業を並列工程にする方法がある.しかし並列化する
タスクの判断は人間の経験則によっている.
 本研究ではPERT図から直列工程にある半順序関係を発見し,
並列工程に修正することで作業工程を短縮する手法を用いて
シミュレーションを行う.本手法はプロセス間における成果物の
受け渡しをベクトル時間で表記し,半順序関係のタスクを発見する.

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