4G-3
一般情報教育における「連続性」を指向した学習項目導入の一試案
○黒崎茂樹(成城大)
大学教育改革の動きや一般情報教育における「2016年問題」を整理し、一般情報教育における中高等教育との「連続性」、大学での一般情報教育と各授業科目との「連続性」ならびに大学と一般社会との「連続性」を指向する一般情報教育の体系化と展開の一試案として「フルーエンシー」に基づいた一般情報教育の展開を提案する。

具体的な試案として、「電子メールの送受信」ならびに「電子メールに関するマナー」を段階的かつ繰り返し学習する学習項目として活用することを提案し、その提案の根拠として(i)「連続性」を指向した体系的な一般情報教育の構築と展開、(ii)知識創造プロセスにおけるメディアとしての電子メールの重要性、(iii)社会学からの知見による裏付け、(iv)受講生からの評価、を提示する。

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