4F-3
等値面データの情報源符号化に関する一手法
○山下主税,西尾孝治,小堀研一(阪工大)
近年,医療分野や製品設計の分野において,X線CTやMRIなどの計測機器を用いた診断や解析が行われている.
これらの撮影結果は,ボリュームデータと呼ばれる3次元空間を表現するデータに格納されている.
ボリュームデータから立体構造を把握する方法として,
Marching cubes法を用いて等値面データとよばれる3次元形状を生成する方法が一般的である.
一方で,ボリュームデータの高解像度化により等値面データのサイズが増加している.
そこで本研究では,等値面データの圧縮を行うために,
Marching cubes法の規則性を利用して等値面データの情報源符号化を行う手法を提案する.
提案手法では,Marching cubes法で得られる等値面データに適したチェーンコードを提案することで情報量を削減する.

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