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小型携帯端末による複数センサを用いた行動推定手法の検討
○鈴木彩香,阿部 亨,菅沼拓夫(東北大)
人間の行動推定技術は,高齢者の見守り支援や運動不足解消のため
の健康管理など,多くのアプリケーションにおいて必須の技術であ
り,近年その需要が高まってきている.従来の行動推定手法では,
多くの場合,カメラや各種センサ等を対象環境内に事前に設置した
り,利用者が特種なデバイスを装着することを前提としていた.そ
のため,カメラを用いた場合のプライバシー保護,センサ設置にか
かるコスト,利用者の利便性など,実用化に際しての課題が多い.
本発表では,現在広く普及している小型携帯端末に内蔵された多様
なセンサを用いて利用者の状態情報を収集し,得られた情報を組み
合わせることで利用者の行動を推定する手法について検討する.

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