4B-2
情報機器組込みソフトウェア開発のQCD向上を目的とする開発工程改善活動
○鈴来和久,柴崎登紀子,渡邉亮一,玉田隆史,森田知宏(三菱)
現在,我々は当社の情報機器製品の組込みソフトウェア開発に
おいて,QCD(Quality: 品質,Cost: コスト,Delivary: 納期)
向上を目的にソフトウェア開発工程の改善活動を実施している.
特に,開発工程の上流からの品質の作りこみが重要であり,
要求分析や機能設計を強化する必要がある.一方,流用元の機種
から機能の追加や変更を行って新製品を開発する派生開発の割合
が増加している.本稿では,派生開発の特徴に合った開発工程で
あるXDDP(eXtreme Derivative Development Process)を参考に,
対象製品の開発工程にXDDPを適応させるために実施している改善
活動について述べる.

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