4A-7
可逆論理ゲート(NLG)を用いた逆問題解法システムの設計と実装
○中川 徹(豊田工大)
制約充足問題 (CSP)の一つに組合せ論理回路の部分入出力から残り
の部分入出力を推定する問題があり,これを高速に解くことはディ
ペンダブルな計算結果を実時間で得る上でとても重要である.しか
しながら本問題は,組合せ論理の逆問題に属し,NP困難な問題でも
ある.そこで本報告では,① NLG (Neural Logic Gate)を再開発す
ることで,入出力論理関係を制約条件の集合群で表現 (CS Program)
し直す数学的な ANN設計法を提案し,② VLSI実装した同 ANNを並
列収斂させることで,部分入出力から全入出力を連想させて最適解
を得る新しい型の連想処理系を提示・評価する.

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