3ZG-7
踵運動の周期性に着目した歩行動作評価法の一検討
○佐々木拓,松田浩一(岩手県大)
歩行リハビリにおける患者の評価は,理学療法士が知識や経験をもとに
主観で判断することが多い.主観で判断する評価項目については,人に
よって評価基準が異なることが多いが,同じ動作が繰り返し行えているかを
重要視していることがアンケート調査から分かってきた.理学療法士が着目
する評価要素として,上肢の振り・腰の動き・体感の動き・踵運動の動き・
接地リズムなどさまざまな要素がある.その中でも,踵運動には,つまずきや
ふらつきなどの乱れの影響が大きく表れる.本研究では,同じ動作が繰り返し
行えているかどうか,という指標を「周期性」とよび,歩行動作における
踵運動の周期性に着目した評価法を提案する.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について