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ブール代数に基づく識別とその肝癌診断への応用
○荻原宏是,那須大気,藤田悠介,飯塚徳男,岡 正朗,浜本義彦(山口大)
肝癌の克服は国民的課題となっている。肝癌の難治性は、その再発の高さにあり、
手術ですべての癌を摘出しても1年後には30%近くの再発が生じている。
この再発予測を簡易な手段である血液検査で行われることが望まれている。
血液検査値として、腫瘍マーカーであるAFPやPIVKAと
ゲノム情報としてメチル化遺伝子データを併用する。
本研究では、これらの血液検査値からの2値パターンを対象とした、
ブール代数に基づくパターン認識理論を構築し、
手術で癌を取り除いた患者を対象にした肝癌の再発予測を行う。

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