3ZG-1
GPUを用いたエネルギー計算の並列化によるドッキングシミュレーションの高速化
○佐々木崇浩,宇田川拓郎,関嶋政和(東工大)
創薬において、疾病に関与するタンパク質と薬の候補となる化合物が
結合するかどうかを知ることは極めて重要であり、計算機を用いたドッキングシミュレーションは
創薬のプロセスを効率化する期待が持たれているが、多くの候補化合物について結合可能性を
求めるには多くの計算が必要となる。それゆえシミュレーションの実行に多くの時間が費やされる。
本研究ではドッキングシミュレーションプログラムの一つであるAutoDockについてGPUを用いて
並列に計算することにより実行時間を減らし、今までの化合物候補に対してより多く結合可能性を
求めることを可能にした。

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