3ZF-7
院内におけるAR用いた感染予防対策支援システムの開発
○岡 史紘,馬道洸平,皆月昭則(釧路公大)
例年,11月下旬から4月にかけてインフルエンザが大流行し,国内でも多くの感染者を出している.
本研究ではアルコールを用いた手指消毒に焦点を当て,従来の消毒プロセスにインタラクションを付加することで,院内へのインフルエンザウィルス侵入防止を目的とした予防意識の向上を図る感染予防支援システムを開発した.
メインとなるハードウェアには汎用性を考慮し,圧力センサーにはFSR406, マイコントローラーにはArduino Unoといった小型のモジュールを使用した.ソフトウェアの開発環境にはMicrosoft Visual C#を用い,各ハードと組み合わせることで,消毒人数の把握,インタラクションの制御を可能にした.尚,実際の病院施設に本システムを設置,その有用性について検証,考察した.

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