3ZF-6
全方位カメラを搭載したバルーンによる広域監視システム
○有村実剛,柴田義孝,橋本浩二(岩手県大)
我が国は自然災害多発国である。2011年3月に発注した東日本大震災において東北は地震や津波によって大きな被害を受けた。震災によって孤立した集落や、広域な被災地の家屋倒壊や道路の分断といった情報は救助活動を進める上で重要な情報である。そのため震災発生直後の被災地の様子などの情報を迅速に収集し提供することが求められているが、津波や余震などによって被災地に立ち入れない場合がある。そこで本稿では上空から撮影を可能にするためのバルーンの設計を行い、全方位レンズを装着したPower over Ethernetのカメラを用いて空撮することで、広域を監視できるシステムを提案する

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