3ZD-4
NIRSを用いた価格評価時の脳活動傾向と内的参照価格の判別・予測に関する考察
○光田友里恵,参沢匡将(富山大),下川哲矢(東理大),広林茂樹(富山大)
近年,医療・福祉分野などで利用される非侵襲性脳機能計測機器の発展が著しく,
その技術を経済分野へ転用したニューロマーケティングに注目が集まっている.
本研究では購買意思決定要因の一つである価格に着目し,near-infrared
spectroscopy(NIRS)を用いて価格に関する部位の脳活動を観測した.
オフラインで被験者の対象価格に対する「高い」・「低い」の判別を行ったところ全体で
75%以上の精度が得られた.また被験者の内的参照価格についての予測を行い,脳情報
からどの程度消費者が「高い」・「低い」と感じているのか価格評価できる可能性を示した.

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