3ZB-6
Langrid case study:異文化差分析のための多言語ケーススタディシステムの提案
○照井賢治,菱山玲子(早大)
異文化間コミュニケーションでは,言語の違いや文化的な背景の違いが,意思疎通の障壁となる.本研究ではお互いがそれぞれの言語で,また,考えが目に見える形でケーススタディを行える異文化間ケーススタディシステム(Langrid case study)をデザインした.システムは,機械翻訳サービスを利用した多言語チャット及びアノテーション付与機能,ケース表示を盛り込んだオンラインアプリケーションとした.本稿では,異文化間でケーススタディを行って得たチャットログと付与アノテーションをもとに日本人と韓国人の意識的,無意識的な文化差,それに伴う思考プロセスの差を抽出及び分析を行い,異文化コラボレーションの支援とする.

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