3ZB-2
多言語知識コミュニケーションの分析と改善
○喜多香織(京大),高崎俊之(パンゲア),林 冬惠,中島 悠,石田 亨(京大)
異言語間において知識を伝達することは国際的な活動にとって非常に重要な課題である.本研究では,ベトナムの児童を仲介して日本人の専門家がベトナムの農業従事者に知識を伝達する,YMC-Vietプロジェクトをケーススタディとして取り上げる.本稿では,日本人専門家とベトナム人児童間の多言語知識コミュニケーションを分析し,生じていたミスコミュニケーションを明らかにした.知識を一方的に伝達するだけのコミュニケーションモデルであるために問題が生じていたため,相互的なコミュニケーションを実現できるようなコミュニケーションパスを導入することを提案する.

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