3U-6
車載ステレオカメラと動的背景差分による歩行者検出の研究
○笠原正樹,花泉 弘(法大)
歩行者と自動車による交通事故を防ぐため、自動車に車載カメラを設置し、
その画像から歩行者を認識するシステムが求められている。
歩行者の認識において、歩行者の外観や背景による誤認識が課題となっている。
背景の除去に背景差分法があるが、車載カメラのように観測系が動く場合は難しい。
本研究では、動的背景差分という
1フレーム前の画像から次フレームの背景画像を予測生成し、
予測生成された背景と撮影画像の差分を行い、
閾値を超えた差分が残った場合に、物体の飛び出しを検知する。
この動的背景差分をステレオカメラで行い、背景除去された距離画像を取得、
飛び出しが検知された場合、歩行者の形状によるマッチングを行い、
歩行者を認識する。

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