3T-3
パーツ分割を利用したオクルージョンに頑健な人物同定
○中島健太郎,梅澤 猛,大澤範高(千葉大)
人物同定は現在,不審人物監視やマーケティングなど様々な分野で応
用されている.
既存の同定手法では顔認識によるものや,服装の色情報や模様を用い
たものが提案されている.
しかし屋内俯瞰映像上では顔の詳細な情報が取れない場合があり,色
情報や模様での人物同定の研究が多い.
既存研究では人物領域を分割して分割した領域ごとの色情報や模様を
もとに同定するSDALFという手法が提案されているが,SDALFでは人物
の全体像を取得できることを前提としているのでオクルージョンを考
慮していない.
そこで本研究では人物領域をパーツ分割し,パーツごとに独立に同定
可能にすることにより,オクルージョンに頑健な人物同定を提案する.

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