3S-4
関連度と因果関係ネットワークを用いた議論フレームワーク
○加藤 健,鈴木輝彦,太原育夫(東理大)
 本研究では,人間の思考における議論を表現するためのフレームワークを提案した.
 人間の思考における複雑な思考の解決プロセスを,2つの立場からの議論と考え,その議論における考えの歩み寄りを表現することを目的とした.
 人間の思考,知識を知識データによるネットワークを用いて表現し,ある1つの議題に対して矛盾する2つのネットワークによる議論を行う.
 そして,その議論過程によって,ネットワークがそれぞれどのように互いに歩み寄り,どのような結論を導出するかを分析し,検討をした.
 また,人間の考え方を数パターンのネットワークからの関係導出により表現することで,考え方による議論過程の変化に対しても考察を行った.

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