3N-3
スポーツの競技分析のための移動軌跡データ分類方法の開発と評価
○谷 俊廣,黄 宏軒,川越恭二(立命館大)
スポーツ競技において過去の試合内容を分析し、その分析結果によって競技水準の向上を行うことが非常に大切である。特に、競技エリア内を動く球技では、エリア内の移動軌跡の分析が重要である。本研究では、このような球技を対象とする移動軌跡データの高精度な分類を可能とする方法を開発する。これまでの移動軌跡データの分類方法では、場所独立な方法と場所に依存した方法が存在する。しかし、球技では、場所独立な分類に加えてエリア内での場所に応じた分類の両者を考慮する方法が必要となる。そこで、移動軌跡データ分類方法として、高次局所自己相関を用いた分類方法と従来の移動軌跡間距離定義を用いた方法を結合した新たな方法を開発しその評価を行った。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について