3M-6
開発環境からリアルタイムに自動取得した履歴データを活用したソフトウェア開発演習支援システムの提案
○田中昂文(東京学芸大),森 一樹(芝浦工大),橋浦弘明(東洋大),櫨山淳雄(東京学芸大),古宮誠一(芝浦工大)
ソフトウェア工学の講義において学習者の学習成果を確認する方法
としてレポート提出がある。しかし従来のレポート提出と言う形態
では、レポートに取り組む過程において、学習者がどのような疑問
点や困難に直面したのかを客観データに基づいて教員が把握する
ことは難しい。また、学習者が他者に質問をする場合学習軌跡を
提示することは有益であるが、それを残すのは困難であった。
そこで,本研究では,学生がソフトウェア開発学習において、統合
開発環境上でモデル図やソースコード等の成果物を作成することを
想定し、統合開発環境上で進められた学習履歴をリアルタイムで
ファイルよりも細かい粒度で収集・可視化し、学習者同士の学び
合いや教員による進捗状況把握を可能にするソフトウェア開発演習
支援システムを提案する。

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