3H-4
カイゼン型開発サイクルによる企業情報システムの構築手法
○鈴木祐介,池谷隆典,西岡靖之(法大)
要求仕様をあらかじめ定めることが難しい企業情報システムの構築では、プロトタイピング手法やアジャイル型の開発手法が有効である。
しかし、これらは、システム開発のフェーズと運用・保守のフェーズが明確に分かれており、情報システムの持続的なカイゼンには不十分である。
本研究では、業務担当者と開発者との間で要求仕様を明らかにする過程の中で、業務担当者自身が情報システムを理解し、業務における無駄を取り除きながら同時に情報システムを構築する“ITカイゼン”手法を提案する。
発表では、表面処理加工を行う中小企業での適用事例を用いて、提案する手法の有効性を示す。

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