3G-7
秘密分散技術(電子割符)の標準化提言ー市場先行事例調査結果を受けてー
○保倉 豊,川城三治(グローバルフレンドシップ)
電子割符は1999年に市場に初リリースされた技術である。同技
術は電子データに対する簡明な処理手法であり、現在秘密分散技術
と呼ばれる基礎である。同技術は原理的な秘匿性が非常に高く、更
にデータリカバリも可能な技術で、適切且つ健全な利用モデルで市
場普及させることが社会安全保障等の観点からも重要。長期間秘匿
性を有する技術の健全な市場普及にはその耐用期間中、利用者が安
心して技術やサービスを利用し続けることができるような技術標準
化が必要。特に東日本大震災発生以降、当該技術の持つ基本的な特
性が広く社会に有用であることが認知されるに至り、市場要求を踏
まえ同技術の認定・登録機構の設立も含め標準化の提言をする。

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