3G-4
日本のITベンダーにおける情報システム開発の成否に影響を与える要因の研究
○河村智行,高野研一(慶大)
日本の情報システム開発は約70%が失敗と言われ,成功率の向上が求められている.
本研究は,インターネットアンケートを利用して,日本のITベンダーの情報システム開発の成否に影響を与える要因を明らかにすることで,失敗低減に寄与することを目的とする.
研究では,まず,CMMIをモデルとしてインターネットアンケートを作成し,日本のITベンダーに勤務する650人のプロジェクトマネージャーから回答を回収した.そして,多変量解析,および共分散構造分析を用いてデータを分析し,情報システム開発の成否に影響を与える7つの要因と,それらの要因間の関係を明らかにした.

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