3B-5
UMLを対象したソフトウェアオーバーホール手法とその環境
○内田眞司,山本 舜,里中健太郎(奈良高専)
本稿では,UMLを含む成果物のレビューを目的としたソフトウェアオーバーホール手法とその環境を提案する.従来提案されているレビュー手法はテキストベースの成果物を対象としており,UMLのようなモデリング手法で記述された成果物に対する体系的なレビュー手法は提案されていない.ソフトウェアオーバーホール手法は作業者がソフトウェアを理解するプロセスを計測する手法で,分解されたコンポーネントを元通りに再統合する作業である.この一連の作業が深層的なレビュー手法となり,UMLに潜在的に含まれるバグを浮き彫りにする.試作したオーバーホールツールの適用実験を通して,提案手法の有用性を評価する.

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