情報処理学会 第75回全国大会講演要旨

　弊社では、マルチコアCPU対応の組込みLinux搭載機器へ新機能を
追加するために、3rd Partyアプリの利用を検討している。
3rd PartyアプリがCPUやメモリなどのリソースを占有した場合、
本来の主要機能がリアルタイム性を維持できない可能性がある。
そのため3rd Partyアプリが使用するリソースを制限する必要がある。
　本稿では、標準Linux上で3rd PartyアプリとしてAndroidを動作させ、
リソース制限をLinuxに搭載されているリソース管理機能cgroupsで
行う方法について述べる。