3A-2
distccを利用した分散コンパイル速度に対する分析
○桐村昌行(三菱)
近年組込み機器製品のソフトウェア開発において、AndroidやLinux
などのオープンソースOSおよびライブラリを活用し、開発コストの削減を
行おうとする傾向がある。
一方で、機能の多様化に伴いOSだけでなく、上位のアプリケーションの
ソースコード量も大幅に増加しており、そのコンパイル時間の増加も
開発コストに少なからず影響してきている。
本研究では、コンパイル時間の短縮手段としてgoogle社が提供する
分散コンパイラ"distcc"を利用し、ソースコード量とマシン台数・
構成とコンパイル速度の関係について分析した結果を紹介する。

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