2ZF-7
遠隔二者間のアウェアネスの向上を目的としたコミュニケーション支援の提案
○大廣智也,泉 朋子,仲谷善雄(立命館大)
近年の情報技術の発展により、遠隔地によるコミュニケーションは円滑に行えるようになった。しかし、遠隔地におけるコミュニケーションは、言葉以外の動作や表情などの非言語的要素が重要となるため、微妙なニュアンスが伝達されず意思疎通がうまくいかないことが現実問題として発生している。既存の通信手段による間接的コミュニケーションでは、互いの感情や考えを的確に把握することは容易ではなく、それによって相手が近くにいるという感覚を得ることが難しい。本研究は、遠隔地にいる相手のアウェアネス情報を包括的情報として、相手に提示することで、遠隔地でのコミュニケーションの課題を解決する方法を検討する。

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