2ZF-5
大規模災害時の救助資源配分におけるTwitter活用法の検討
○勝田琢郎,刀川 眞(室蘭工大)
本研究では,Twitterによる救助要請の内容を収集・分析することにより
救助資源配分に必要な被災地の状態を迅速に把握する方法を検討する.
まず東日本大震災時のTwitterによる救助要請を収集し,救助要請者の
住所・人数を推定する.
それと自治体が公表した死亡者数の比較により相関係数0.75という
非常に高い相関からTwitterの内容が被災地の状態を把握するのに
有効であることを示す.
この結果から,Twitterの救助要請を自動で収集し,住所・人数を抽出する
システムを作り,抽出内容を地図上にマッピングすることで救助資源配分
に必要な情報を迅速かつわかり易く得られることを確認す可能る.

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