2ZF-2
スマートグリッドにおける仮想発電所を用いた電力取引に関する研究
○守屋孝俊,大沢英一(はこだて未来大)
世界的な電力不足や環境問題などによりスマートグリッドという次世代型電力網が注目を集めている.
スマートグリッドではICTを利用することにより,
効率的な電力供給が可能になるとされている.
また, 仮想発電所という電力取引のモデルがある.
仮想発電所とは太陽光発電や蓄電池などの分散型電源を仮想的にひとつの発電所と見なすようなモデルである.
本研究では電気自動車を利用し, 系統電力の負荷平準化を目的とする.
その結果, 電気自動車を系統電力に十分な台数を導入することにより,
8%程度のピーク電力を削減できることを示すことができた.

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