2ZD-8
発達障がいと聴覚障がいを有する算数困難児支援eラーニング教材の研究 ~百玉そろばんによる加減算学習~
○渡辺聖也,井上智史,松永信介(東京工科大)
本研究の主な対象である発達障がいと聴覚障がいを有する児童は、「読み」「書き」「計算」などの学習に必要となる基礎スキルの習得に困難を抱えている。そのため、障がいの種類や度合いに応じた指導方法の工夫が求められている。本研究では、こうした基礎スキルをすべて含む算数(加減算)に焦点を当て、特に十進法による数構造を視覚的に理解させることを軸とした教材開発を行った。本発表では、この趣旨に基づいて開発した、百玉そろばん型eラーニング教材とそれを対象児童に実践した結果について報告する。

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