2ZD-4
聴覚障がい児童向けの日本語文法学習支援eラーニング教材の開発
○石井玲佳,松永信介,稲葉竹俊(東京工科大)
聴覚障がい児の多くは、日本語文法の習得が難しく、特別な支援が必要である。
そこで、本研究では、日本語文法学習用PC教材とスマートフォン教材を開発し、これらを連携させてろう学校で利用し、その効果を検証する。
PC教材は、手話やアニメーション等を活用し、視覚情報から文法理解を促す。スマートフォン教材は、HTML5等を用い、ドリル形式の問題を配信する。
二つの教材を連携させるため、まずPC教材で学習し、結果をデータベースに蓄積する。蓄積したデータを元に児童が不得意な学習項目を抽出し、それに対応した問題をスマートフォンに配信するシステムを構築する。
評価は、PC教材のみ利用した児童とスマートフォン教材も併用した児童の結果の比較を行う。

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