2ZB-6
利用者の発言内容にもとづいた情報公開範囲設定システムの提案と実装
○中谷奈緒,塚田晃司(和歌山大)
近年様々なSNSが利用される中、異なる属性の人々とつながりを持つようになってきた。その中で、自分の発信する情報に気を遣わなければならないという、利用者の負担が見られる。
そこで本研究では、利用者本人にタグ付けを行うことで、より快適なSNS利用を可能にするシステムを提案する。利用者は自分の発信する文字や写真といった情報に関連する「興味タグ」を登録する。さらに、発信されるテキスト情報に対して形態素解析を行い、出現した単語と興味タグの類似性を見出す。
その結果、利用者はお互いが興味のある情報を交換・閲覧できるようになる。これにより、発信したい情報に関して気遣う必要のないコミュニケーションを目指す。

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