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町の思い出共有による地域住民コミュニケーション支援ツールの提案
○黒崎雄介,泉 朋子,仲谷善雄(立命館大)
地域住民が親密な関係を築くことは防災・防犯・育児・環境保護などの
諸側面で重要である。しかし昨今、住民の関わり合いの希薄化による問
題が顕在化している。そこで、地域住民が地域の思い出を電子地図ベー
スで共有し、その思い出について会話することで地域全体のコミュニケ
ーションを活性化するシステムを提案する。また、共有する思い出は時
間的要素が強いことから、一定の時代ごとに分類して管理する。このよ
うな時空間管理による四次元的な思い出管理システムにより、住民の関
係の親密化への足掛かりとするとともに、津波などで町を失くした住民
が新たにどのような町を復興するかの計画のベースを与えられることを
目指す。

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