2ZB-1
議論促進発言自動生成のための協調学習履歴の活用手法の提案
○大畑就渡(関西大),林 佑樹(成蹊大),小尻智子(関西大)
過去になされた協調学習で議論の膠着を打開するような「議論促進発言」は、その発言がなされた状況と類似している状況で効力を発揮すると考えられる。協調学習の状況は様々な要因で構成されているため,状況に対する議論促進発言をあらかじめ定義することは困難である.本研究では,過去の協調学習における「議論促進発言」とその発言が打開した膠着状態を事例として蓄積し、現在の膠着状態と類似している過去の事例を提示することで、議論の活性化を促進するシステムの開発を目的としている.本発表では,そのうち,より適切な事例を抽出できるようにするための事例の管理方法を提案する.

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