2ZA-1
物体情報を用いた卓上投影型拡張現実感における情報の視認性向上と解釈阻害を防止する投影手法
○佐藤 真,田中希武,藤波香織(農工大)
近年,AR技術を化学実験などの卓上作業に利用する研究が行われている.
しかし,卓上投影型ARでは投影した情報が物体に重なることや物体の陰に隠れて見えなくなる場合がある.
さらに,対象となる物体を探すことに時間が掛かることや,違う物体に対する情報であるという間違えた解釈をしてしまう場合もある.
これらの問題点により,視認性の低下や解釈の阻害が引き起こされ,特に化学実験中等の素早く正確な情報の認知が必要となる場面では, 重大な事故に繋がる可能性がある.
そこで本研究では,物体の位置・大きさ・高さを用いて上記の問題点を解決することで,卓上投影型ARの情報の視認性の向上と解釈阻害の防止を目指した投影手法を提案する.

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