2Z-7
ビット接続可能性を考慮したAESの差分攻撃耐性評価
○遠藤拓也,金子敏信(東理大)
AES はNIST により米国標準暗号規格として制定された共通鍵暗号方式である。
差分攻撃耐性評価として、丸め差分パス探索により最大差分特性確率の上界が2-330(128bit鍵)、2-450(192bit鍵)、2-480(256bit鍵)と報告されている。
これは、活性S-boxに於いて、任意の非零入力差分が、任意の非零差分に確率2^{-6}でパス接続可能であると考えた評価である。
本稿では、S-boxで接続可能な、確率2^{-6}と2^{-7}の差分パスのみを用いて実際の差分パスとして存在しうる差分パスを調査した。

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