2X-4
柔軟な動的負荷分散法に基づく構造化P2PネットワークWaonの構築
○生出拓馬(仙台高専),武田敦志(東北学院大),高橋晶子(仙台高専)
P2Pネットワークでは,ノード同士が相互に通信を行いネットワークを構築する。
サーバを必要としないという特性上,P2Pネットワークは拡張性や耐故障性に強く,
膨大な量のデータ通信を行う近年のネットワークサービスに応用されている。
しかし,既存のP2Pネットワークでは,ノード間の性能差などへの
考慮が十分ではなく,P2Pネットワーク構築技術には改善の余地がある。
そこで我々は,ノード間の性能差に応じて柔軟にネットワークを再構築し,
動的に負荷分散を実現する新たな構造化P2Pネットワークの構築を行う。
このネットワークでは,負荷分散の実行にかかる通信コストが抑えられており,
幅広いネットワークサービスへの応用が期待できる。

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