2X-1
LANで効率的な転送をおこなうためのブラウザ間P2Pの実装
○中村篤志,坪川 宏(東京工科大)
企業や教育機関などでファイル転送を効率的に行いたい場合、転送量に見合ったネットワーク設備が必要となる。通常、プロキシサーバーを設置することで、外部通信時のリソースを節約することが可能であるが、転送量はサーバーの処理性能や帯域に依存してしまう。会議や講義等で多数箇所でのコンテンツ配信が必要となる場合、サーバーの帯域や過負荷によって、配信が困難となる場合や、大幅に遅延が生じる可能性がある。
本研究では、新たなアプリケーションをインストールすることなく、プロキシサーバー等を設置せずにブラウザ間P2Pフレームワークを実現し、LANにおいて効率的な転送を行う手法を提案する。

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