2W-6
節水行動の促進に向けた水道使用時の水の無駄遣い行動の認識
○山下翔太,藤波香織(農工大)
 現在,世界的な規模で水資源の枯渇問題が深刻化している.
そのため,ユーザの節水行動を促すことを目的とした研究がこれまで多く行われてきたが,
その多くが水の消費量のみに着目しており,水の無駄遣いには着目していない.
 そこで,本研究では水の無駄遣いに着目し,水道における水の無駄遣いの検出と,行動認識を行う.
対象とする行動は手洗い,洗顔,歯磨き,食器洗いの4つとし,水の無駄遣いの検出と行動認識は,
webカメラ,赤外線距離センサ,水流センサが一体となったデバイスを蛇口に取り付け,
ユーザが蛇口の下で行う行動を監視することにより行う.
これにより,水の無駄遣いと,水の無駄遣いをした時の行動をユーザにフィードバックすることが可能となる.

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